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再交付などの手間などを考えれば、共通閲覧証は廃止したらどうかという意見がありますが、ご意見をお聞かせ下さい。 |
共通閲覧証廃止に関する意見 |
回答 |
a |
廃止賛成 |
14 |
b |
廃止反対 |
8 |
c |
その他 |
7 |
d |
無回答 |
8 |
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(「廃止賛成」の内訳)
- 廃止に賛成(学生証、身分証明書等の提示許可で十分)
- 廃止に賛成です。
- 特定の資料利用の場合に事前連絡が必要となるのは、紹介状による利用とまったく同じであり、共通閲覧証による利用のメリットは特にない。利用者に貸与した後の回収等、図書館側に管理上の手間がかかる。以上のような理由により、共通閲覧証廃止の意見に対しては特に抵抗はない。
- 紹介状発行の手間がはぶける為、共通閲覧証は便利だと思いますが、相互協力便覧で閲覧の持参書類に「資料利用依頼書」「紹介状」と記載されている場合が多く(当館もそうなのですが…)その場合に結局紹介状を発行しなければならないのでは、共通閲覧証の意味があまりないのではないかと思います。
- 廃止に賛成。学生証で代用可能だと思う。
- 現状では、利用が少ないので、廃止しても構いません。
- 共通閲覧証があっても、紹介状等事前連絡は必要なので、廃止してもよいと思う。
- 廃止して、紹介状等で対応を行ってもいいと思います。
- 自館に限って言えば、今までに利用は数回…といったところ。紹介状を書いて利用をしたりで、廃止しても不便はない。
- 廃止してもよい。事前連絡を入れたうえで、来館時に学生証と依頼館が発行した紹介状を持参し、受付で確認すればよい。
- 実際のところ加盟館に所属しているかどうかわかれば、共通閲覧証はなくてもいいと思います。
- 紹介状によるサービスと違いが明確でない限り、廃止しても良いのではないかと思う。制度スタート時における、紹介状と比較した共通閲覧証の利点は、(各図書館独自の方法によるが)受付時に手続きを簡略化できるとか、資料を特定しない場合(このテーマの蔵書が充実している図書館を使いたい、自宅の近くなので雑誌を読むために利用したいなど)でも利用できる等であった。しかし、実施要項を見る限り、趣旨や具体的な利用方法が読み取れないために、各館や各担当者ごとに利用者への説明等、認識や対応に違いがでている。また、相手館への事前連絡が必須事項であったり、利用者に対する便宜を図るため、同時に資料利用の確認を行うケースが多く、紹介状との差別化が十分にはとれていない現状にある。このままの状態が続くのであれば、再交付の手間や、担当者が混乱する分、廃止した方が良いと思う。
- 再交付の手間を考えると廃止してもよいのではないか。
- 他大学図書館を利用させてもらう場合と他大学の学生を受け入れる場合があるが、両方のケースで、共通閲覧証があると安心感が持てると思います。ただ現在は、ほとんどの大学が、何らかの形で大学開放を行っていると思いますし、手間などが大変なのでしたら、廃止しても良いと思います。
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(「廃止反対」の内訳)
- 現行どおりでよい。
- 存続させた方がよい。
- 当館の場合、今年度は例年に比べ、共通閲覧証持参の利用者が多いようなので、廃止しなくてもよいと思う。閲覧願作成の手間を考えたら簡便なので、続けた方がよい。
- 「再交付の手間」という意味がわからないのですが…。大変便利な制度だと思います。本年度(問い合わせは多いものの)実際に利用したのは2名でした。そのうち1名は教員でしたが、紹介状の手間が不要となり大変便利だと再確認しました。身分証明書や紹介状より(所属校の図書館司書の手を通している分)確かな証明のように感じております。本館の規模が小さく、利用者を送り出すばかりのためと思うのですが、この制度をぜひ継続していただきたいと思います。
- 特に本学では再交付を必要としたことはなく、手間という点では考えられません。これからの図書館間の相互協力を考える上で、共通利用は重要であり、そのためにも、共通閲覧証は廃止する必要がないと思います。
- 本館の場合現状では5枚で十分足りている。受付も共通閲覧証のみの確認と簡略化しており、共通閲覧証の利用価値は十分あると考えている。
- 共通閲覧証はSALAのシンボルと位置づけております。実際の利用は少ないのですが、オリエンテーション等で図書館サービスの一端として紹介しています。加盟館のWebOPACの充実等により更に利用の可能性はあるのではないでしょうか。
- 廃止には反対。再交付は加盟館の管理の問題であり、廃止の理由にはならないと思う。
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(「その他」の内訳)
- 年度により利用数が極端に違う。例えば98年度は2件なのに99年度は17件でまだ増える可能性もある。一度利用すると便利なことがわかりリピーターが多い傾向がある。つまり指導のしかたでは一回毎に紹介状を作成するより使いやすい。ただしややもすると利用指導し忘れそうな影の薄い点もある。廃止まではいかがだろうか。もっといい代案があれば別だが。
- 当館におきましては、現在共通閲覧証の利用は行っておらず、SALA加盟の他大学・短大の方が共通閲覧証で来館された例も、ここ数年皆無です。このような状況ですので、共通閲覧証を廃止するとしても、異存はありません。実際に利用なさっている館があるようでしたら、存続させるのも結構なことだと考えております。
- 再交付は別に面倒なことではないと思う。利用の頻度が少ない、利用価値がないとなれば廃止した方がよい。ただ、本学の場合、利用の回数があるので、現状では存続してもよいと思う。
- 当館は、平成11年9月に入退館システム更新をしました。そのため、学生証や利用者カードをゲートに通さないと入館することができません。これらのIDカードを持たない利用者は、毎回手動による入館措置を行っています。また、近隣住民に図書館を開放していることもあり、それと区別する必要もあります。このような当館の事情を鑑み、現在の共通閲覧証はあまり有効に利用されていません。
- 利用の依頼を受ける図書館の事情にもよるでしょうが、通常使われている紹介状(資料利用依頼書)よりも、簡便な手続きで、(例えば日数的な面などで)巾広く利用させていただける手段と認識しています。廃止の可否については、今しばらく様子を見た方がよろしいのではないかと考えます。
- 確かに手間を考えると廃止してもいいじゃないかということになると思います。本館の場合、加盟館の学生が来館するときは学生証で十分です。しかしSALAという共同体が共通閲覧証の発行にまで漕ぎ着けた意義というものを考えるとき、手間だから廃止というのはどうかとおもいます。
- 管理面において多少の負担は感じる。利用者サービスの面から見ても、利用者は発行手続を受ける際と返却する際と、何度も来館しなければならず負担をかけていると思うが、その反面、返却の際には、利用館の様子や感想が聞けて参考になり、また学生とのコミュニケーションにつながるなど利点もある。
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